26 420 020

Jidai Byobu

江戸後期(1850年代)

桜樹図絵

胡粉でぽってりと、
山桜の素朴な愛らしさ。

金箔に映える白く丸い花びらに、
さりげなく淡い紅色の岩絵具が差された桜。
花と同時に褐色の葉が出ていることから山桜と思われ、
横に流れる朴訥とした枝ぶりも魅力的です。
写実的に描くより、胡粉を盛って可愛らしく仕上げたところに
花の季節を愛でる江戸後期の絵師の心が映り、
現代に生きる人たちの目を愉しませてくれます。

※胡粉(貝殻を原料とした日本古来の白色顔料)

縦に横に掛け替えて、
変化を味わう。

花、枝葉、金箔が引き立ち合う、
絶妙のバランスで画どりされた時代屏風です。
ふくらんだ蕾が画面中央のアクセントになって、
春はこれからという高揚感をかきたてます。
縦に横に掛け替えて、表情の変化を味わってください。
また、香合など他の飾りものと釣り合いを整えることで、
壁面を一枚の画に見立てることもできます。

Jidai Byobu

桜樹図絵

桜樹図絵

作品は丁寧にお包みし、緩衝材を入れ、外箱に納めた状態でお送りします。
設置用に背面にひっかけることができるフックをお付けしておりますのでご活用ください。

歴史を重ねた1点ものにつき、早期に販売を終了する場合がございます。
ご質問がございましたら、FAQページをご覧いただくか、CONTACTよりお問い合わせください。

[Serial No.]
26 420 020
[推定年代]
江戸後期(1850年代)
[サイズ]
W150mm × H200mm × D30mm

時代屏風のお仕立てについて

私たちが手掛ける「時代屏風」は、日本の伝統的な表具技術を用いて一点ずつ丁寧にお仕立てしております。
パネルと屏風の接合には、あえて裏面の四方のみを糊付けする伝統技法を採用しています。これは、紙本来の柔らかな質感を活かすとともに、四季折々の湿度の変化に合わせて紙を「逃がす(呼吸させる)」ことで、大切な作品が破断するのを防ぐための先人の知恵です。日本の寺社仏閣の襖や、古来の屏風と同じ、永く受け継がれてきた手法です。
環境の変化により、稀に四隅に引っ張られたようなシワが生じることがございますが、これは紙が自ら裂けを防ごうと動いている、健やかな状態の証です。それもまた一点ものの「景色」として、末永くお愉しみいただければ幸いです。
なお、経年による大きな変化が生じた場合でも、お直しができるのが伝統表具の利点です。往復の送料はご負担いただく形となりますが、職人が再び命を吹き込みますので、どうぞお気軽にご相談ください。
私たちは、お買い上げいただいた後も、お客様と共にこの「歴史の一片」を守り続けていきたいと考えております。

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