26 420 047

Jidai Byobu

江戸後期(1850年代)

雲錦砂子雲雀遊空図絵

天高く春を告げる、
瑞々しいさえずり。

江戸後期の花鳥図が、今によみがえりました。
春の晴れた日に空を翔ける雲雀の声が聞こえてくるよう。
地上の何かを捉えたような一瞬のまなざしが、
実にいきいきと描かれています。
羽毛の文様や足の動きが、緻密な筆致によって
リアルに表現されているところも魅力の一つです。

飛躍への願いを託した、
心を高揚させる一枚。

雲雀の快いさえずりは古来愛鳥家の間で人気が高く、
春の到来を告げる鳥として、飛躍や吉兆のシンボルとされてきました。
背景をたっぷりといかした画どりは雲雀の存在感を際立たせ、
光を照り返す雲錦と華やかな砂子が空間に奥行きをもたらしています。
壁に掛けるだけで明るい雰囲気が生まれ、
発展や運気上昇への期待を込めた場にもふさわしい時代屏風です。

※雲錦(空の上から俯瞰したような雲の表現)
※砂子(金箔や銀箔を粉状に砕いて散らす装飾技法)

Jidai Byobu

雲錦砂子雲雀遊空図絵

雲錦砂子雲雀遊空図絵

作品は丁寧にお包みし、緩衝材を入れ、外箱に納めた状態でお送りします。
設置用に背面にひっかけることができるフックをお付けしておりますのでご活用ください。

歴史を重ねた1点ものにつき、早期に販売を終了する場合がございます。
ご質問がございましたら、FAQページをご覧いただくか、CONTACTよりお問い合わせください。

[Serial No.]
26 420 047
[推定年代]
江戸後期(1850年代)
[サイズ]
W250mm × H350mm × D30mm

時代屏風のお仕立てについて

私たちが手掛ける「時代屏風」は、日本の伝統的な表具技術を用いて一点ずつ丁寧にお仕立てしております。
パネルと屏風の接合には、あえて裏面の四方のみを糊付けする伝統技法を採用しています。これは、紙本来の柔らかな質感を活かすとともに、四季折々の湿度の変化に合わせて紙を「逃がす(呼吸させる)」ことで、大切な作品が破断するのを防ぐための先人の知恵です。日本の寺社仏閣の襖や、古来の屏風と同じ、永く受け継がれてきた手法です。
環境の変化により、稀に四隅に引っ張られたようなシワが生じることがございますが、これは紙が自ら裂けを防ごうと動いている、健やかな状態の証です。それもまた一点ものの「景色」として、末永くお愉しみいただければ幸いです。
なお、経年による大きな変化が生じた場合でも、お直しができるのが伝統表具の利点です。往復の送料はご負担いただく形となりますが、職人が再び命を吹き込みますので、どうぞお気軽にご相談ください。
私たちは、お買い上げいただいた後も、お客様と共にこの「歴史の一片」を守り続けていきたいと考えております。

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