18xx 26 001

Jidai Byobu

江戸後期

時代花鳥図絵

見立てから生まれた、
主題のコントラスト。

この時代屏風の魅力は、古物商の鋭い見立てによって
発見されたと言っても過言ではないでしょう。
水鳥の姿をすべて収めることなく尾の部分はカットし、
岸とのコントラストが引き立つ絵づくりを意識しました。
江戸時代に用いられた深みのある青の顔料に
光のシャワーのような砂子の煌めきがよく映え、色彩の対比が印象的。
あらゆる空間に重厚な風格を漂わせる作品です。

※砂子(金箔や銀箔を粉状に砕いて散らす装飾技法)

江戸の絵師の自由な感性が光る筆致。

この絵図のもう一つの魅力は、線の表情のユニークさ。
水鳥の細やかな描線も、岸を縁取る躍動感ある描線も、
絵師の瑞々しい感性から生まれています。
現代のアニメーションに通じる、
ややデフォルメされた表現は鑑賞者を虜にする妙味があります。
お部屋に生まれた水辺の借景を楽しむような
優雅なひとときをお楽しみください。

Jidai Byobu

時代花鳥図絵

時代花鳥図絵

作品は丁寧にお包みし、緩衝材を入れ、外箱に納めた状態でお送りします。
設置用に背面にひっかけることができるフックをお付けしておりますのでご活用ください。

歴史を重ねた1点ものにつき、早期に販売を終了する場合がございます。
ご質問がございましたら、FAQページをご覧いただくか、CONTACTよりお問い合わせください。

[Serial No.]
18xx 26 001
[推定年代]
江戸後期
[サイズ]
W250mm × H450mm × D30mm

時代屏風のお仕立てについて

私たちが手掛ける「時代屏風」は、日本の伝統的な表具技術を用いて一点ずつ丁寧にお仕立てしております。
パネルと屏風の接合には、あえて裏面の四方のみを糊付けする伝統技法を採用しています。これは、紙本来の柔らかな質感を活かすとともに、四季折々の湿度の変化に合わせて紙を「逃がす(呼吸させる)」ことで、大切な作品が破断するのを防ぐための先人の知恵です。日本の寺社仏閣の襖や、古来の屏風と同じ、永く受け継がれてきた手法です。
環境の変化により、稀に四隅に引っ張られたようなシワが生じることがございますが、これは紙が自ら裂けを防ごうと動いている、健やかな状態の証です。それもまた一点ものの「景色」として、末永くお愉しみいただければ幸いです。
なお、経年による大きな変化が生じた場合でも、お直しができるのが伝統表具の利点です。往復の送料はご負担いただく形となりますが、職人が再び命を吹き込みますので、どうぞお気軽にご相談ください。
私たちは、お買い上げいただいた後も、お客様と共にこの「歴史の一片」を守り続けていきたいと考えております。

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