26 420 021

Jidai Byobu

江戸後期

桜樹図絵Ⅱ

春を寿ぐ、
八重桜のにぎやかさ。

画面の裾からせり上がるように咲く
ボリュームたっぷりの山桜。
八重の花びらが、胡粉の盛り上げで立体的に表現されています。
淡紅色の岩絵具がほんのりと愛らしさを演出する一方で、
朴訥とした枝葉が力強さも感じさせます。
きらきらしい金箔と桜があいまって、
春爛漫の風情を優雅に味わえる時代屏風です。

※胡粉(貝殻を原料とした日本古来の白色顔料)

「二枚掛け」で、
花盛りの大樹を見立てる。

江戸後期に描かれた一枚の桜の画からとった
二枚の「桜樹図絵」をお部屋に掛けてみるのも粋なもの。
外に咲く桜の大樹を小さな窓から眺めるような、
通好みの「見立て」が愉しめます。
豊かなイマジネーションさえあれば、
今ここにないはずの景色さえ見せてくれるところも、
時代屏風ならではの醍醐味です。

Jidai Byobu

桜樹図絵Ⅱ

桜樹図絵Ⅱ

作品は丁寧にお包みし、緩衝材を入れ、外箱に納めた状態でお送りします。
設置用に背面にひっかけることができるフックをお付けしておりますのでご活用ください。

歴史を重ねた1点ものにつき、早期に販売を終了する場合がございます。
ご質問がございましたら、FAQページをご覧いただくか、CONTACTよりお問い合わせください。

[Serial No.]
26 420 021
[推定年代]
江戸後期
[サイズ]
W150mm × H230mm × D30mm

時代屏風のお仕立てについて

私たちが手掛ける「時代屏風」は、日本の伝統的な表具技術を用いて一点ずつ丁寧にお仕立てしております。
パネルと屏風の接合には、あえて裏面の四方のみを糊付けする伝統技法を採用しています。これは、紙本来の柔らかな質感を活かすとともに、四季折々の湿度の変化に合わせて紙を「逃がす(呼吸させる)」ことで、大切な作品が破断するのを防ぐための先人の知恵です。日本の寺社仏閣の襖や、古来の屏風と同じ、永く受け継がれてきた手法です。
環境の変化により、稀に四隅に引っ張られたようなシワが生じることがございますが、これは紙が自ら裂けを防ごうと動いている、健やかな状態の証です。それもまた一点ものの「景色」として、末永くお愉しみいただければ幸いです。
なお、経年による大きな変化が生じた場合でも、お直しができるのが伝統表具の利点です。往復の送料はご負担いただく形となりますが、職人が再び命を吹き込みますので、どうぞお気軽にご相談ください。
私たちは、お買い上げいただいた後も、お客様と共にこの「歴史の一片」を守り続けていきたいと考えております。

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