26 420 026

Jidai Byobu

江戸中期(1700年代)

白菊図絵

胡粉盛りの白菊に、
降りそそぐ細長い砂子。

野に咲きこぼれる白菊の肉厚の花弁が、
胡粉でぽってりと立体的に表現されています。
舞っているのは、細長い線状にカットされた金箔の砂子。
江戸中期に描いた絵師の気まぐれか、
他の屏風ではなかなか目にすることのない稀有な装飾技法です。
一瞬とも永遠とも感じられる白菊の風景が、
お部屋に野趣を添え、爽やかな秋の風を呼び込みます。

※胡粉(貝殻を原料とした日本古来の白色顔料)
※砂子(金箔や銀箔を粉状に砕いて散らす装飾技法)

時を経た銀箔が、
深い妙味を生み出す。

屏風の左側に合わせたのは、
強い光沢を放つ若い銀箔ではなく、
時を経て味わい深い趣をたたえた銀箔。
白菊の可憐な表情との絶妙なコントラストが生まれました。
経験を積んだ古物商の目利きによって、
時代屏風としての魅力を一層深く味わうことができます。

Jidai Byobu

白菊図絵

白菊図絵

作品は丁寧にお包みし、緩衝材を入れ、外箱に納めた状態でお送りします。
設置用に背面にひっかけることができるフックをお付けしておりますのでご活用ください。

歴史を重ねた1点ものにつき、早期に販売を終了する場合がございます。
ご質問がございましたら、FAQページをご覧いただくか、CONTACTよりお問い合わせください。

[Serial No.]
26 420 026
[推定年代]
江戸中期(1700年代)
[サイズ]
W250mm × H200mm × D30mm

時代屏風のお仕立てについて

私たちが手掛ける「時代屏風」は、日本の伝統的な表具技術を用いて一点ずつ丁寧にお仕立てしております。
パネルと屏風の接合には、あえて裏面の四方のみを糊付けする伝統技法を採用しています。これは、紙本来の柔らかな質感を活かすとともに、四季折々の湿度の変化に合わせて紙を「逃がす(呼吸させる)」ことで、大切な作品が破断するのを防ぐための先人の知恵です。日本の寺社仏閣の襖や、古来の屏風と同じ、永く受け継がれてきた手法です。
環境の変化により、稀に四隅に引っ張られたようなシワが生じることがございますが、これは紙が自ら裂けを防ごうと動いている、健やかな状態の証です。それもまた一点ものの「景色」として、末永くお愉しみいただければ幸いです。
なお、経年による大きな変化が生じた場合でも、お直しができるのが伝統表具の利点です。往復の送料はご負担いただく形となりますが、職人が再び命を吹き込みますので、どうぞお気軽にご相談ください。
私たちは、お買い上げいただいた後も、お客様と共にこの「歴史の一片」を守り続けていきたいと考えております。

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